cloud×cloud【完】



幽霊の正体は正真正銘の人間だったため、
俺らは廊下で待機をしていた。



廊下で待っていた俺たちは、

中の会話に耳を済ませた。




「は…原っだ…左之…助さん…。」



んっ?


おいおい
今、俺の名前が出てこなかったか?



「2人とも、ちょっと来てください。」


すると中から桜の怒りを押さえたような

声が聞こえた。



なんだ?



俺に関係あるのか?







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