虹色クレヨン


それに 気づいたなっちゃん。


きっと私の気持ちに 気づいてくれた


「 この子 花粉症なの」


なんて わかりやすい嘘。


なっちゃんは 先生に手をふって


私を屋上に 引っ張ってく。


なっちゃんは…最高のヒーローだよ…


「…今田 好きなんでしょ?」


テンションMAXな はずなのに


なっちゃんは 冷静に…静かに


私に 問い掛けた。



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