Black Queen【1】
第1章
プロローグ
夜中2時
繁華街の路地裏で暗闇の中
何人もの男が一人の女の周りに立っていた。
よく見てみるとそいつらの周りには、何人もの男が倒れていた。
雲に隠れていた満月が現れて女の姿が露になった。
女は、返り血をあびたのか服が血だらけだった。
女の周りの奴らも血だらけだった。
そして、真っ黒な髪に闇のような黒い目で笑った。
そして女は一言呟いた。
「女をなめんなよ?」
まさに…「闇の女王」だった。