Black Queen【1】
「あ?大した怪我じゃねぇよ」
柚斗はそう言って怪我のとこを擦ろうとした。
「ちょ、待て!」
私は急いでそれをとめ、ポケットの中を探った。
「あ!あった!あった!ほら」
ポケットの中にあったのは絆創膏。
それを柚斗の怪我してる部分にはってあげる。
「擦ったらバイ菌入って、よけい悪化するから気をつけろよ?」
「あぁ、さんきゅ」
「ほら、不良軍団もやっつけたし学校に帰るぞ」
「あぁ」
そう言って私達は学校に帰った。