Black Queen【1】




「うっわ!?いきなり怒鳴んなや!びっくりするやんけ」


明希は目を見開いていた。



「俺は女でもオカマでもねぇ」



私が低い声で、そう言うと明希は青い顔をして「あ、あぁ」と言った。


今日は少し色々ありすぎて疲れた…


「はぁ…俺今日疲れたから帰るわ…」

「あ?あぁ、もう帰るんか、ほな!ばいばい」


「あぁ」



私は自分の鞄を持ち、そのままバイクで帰った。





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