Black Queen【1】
なんだ?
なんでそんな顔が惹きつってんだ?
疑問に思いながらも、又喧嘩を再開する。
柚斗の方を見ると相変わらずボコボコに敵を倒していた。
フッ思わず笑みを浮かべていると、柚斗の後ろに刃物を持った奴が現れる。
あいつか!?恭賀をやった奴は!
直感ですぐに分かった。
柚斗も、疲れてきているのか後ろの奴の存在に気づいてない。
はやく柚斗を助けないと!
私は全速力で走りだす。