Black Queen【1】
私も柚斗に続いて殴りあいしている中に入って行った。
全神経を集中させて喧嘩する。
右から拳がとんできたり、下から足を蹴られようとしたり、避けるだけでも一苦労だ。
闇龍の奴らがきてからは、かなり楽になった。
それから何分たったかはわからないけど、かなり時間が立ってからやっと三つの族の総長だけが残った。
ある意味あの大人数を倒したのは伝説になるんじゃねぇか?
「ふぅー…やっと終わりそうですね。炎斬と獣鬼と銀竜の総長さん?」
と蒼が目の前にいる総長三人に黒い笑顔で微笑んだ。
こ、こえ~。
蒼のこの顔かなり怒ってる時のだ。