Black Queen【1】
俺は全国No.2の総長だけどー…
弱い。俺は弱いー…。
いくら喧嘩が強くてもー…俺は弱いー…。
バキ
鋭い痛みが頬に走った。
「いっ!!」
俺は、てっきり銀竜の総長に殴られたのかと思うとー…
「か…要!?」だった。
「ボッーとしすぎ。何情けない顔してんだよ。」
前を見ると、要の友達が銀竜の総長を殴っていた。
「な、何手だしてんだよ!?俺の殺る奴だったんだぞ!?」
「…お前が中々と手ださねぇからだろ?」
「あ?」