Black Queen【1】



「ありがとうございました」


礼を言ってバイクから降りようとすると、柚斗がいきなり私持ち上げて降ろしてくれた。


別に自分で降りられたのに。



「それじゃ」と私は一礼して自分 の家の方に向かった。



柚斗が後ろで「またな…。」と呟いていたのも知らずに。







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