Black Queen【1】
「だって俺高校受験の時受けれる高校此処しかなかったからなぁ」
奏は笑いながら言う。
「ははは、まじかよ」それにつられて私も笑うと奏は顔を赤くする。
何赤くなってんだ?こいつ
「大丈夫か?」私がそう尋ねると奏は焦ったように「だ、大丈夫だ」と言った。
二人で喋りながら歩いているとバイクをとめてる場所についた。
「じゃ、俺帰るわ!奏みんなによろしく伝えといてな」
「りょーかい!じゃな」
そして私はバイクに跨がりエンジンをかけ家に帰った。