Black Queen【1】



「だって俺高校受験の時受けれる高校此処しかなかったからなぁ」


奏は笑いながら言う。


「ははは、まじかよ」それにつられて私も笑うと奏は顔を赤くする。



何赤くなってんだ?こいつ


「大丈夫か?」私がそう尋ねると奏は焦ったように「だ、大丈夫だ」と言った。


二人で喋りながら歩いているとバイクをとめてる場所についた。


「じゃ、俺帰るわ!奏みんなによろしく伝えといてな」


「りょーかい!じゃな」


そして私はバイクに跨がりエンジンをかけ家に帰った。



< 29 / 372 >

この作品をシェア

pagetop