Black Queen【1】
「加那さんそんな事気にしてたんですか?」
「え…?」
「ふっ、あんな事全然気にしてません。」
「…でも」
「それよりもはやく百鬼凰を潰しましょう!」
蒼が微笑みながらこっちを見てきた。
あぁ…本当に
「お前らが仲間でよかった。」
「僕もです。」
「俺も!」
「俺もっす!加那さん」
こいつらといると、自然に笑顔になってしまう。
「ふっ」
私が笑うと、三人も笑った。
「よし、百鬼凰の頭も分かった事だし!さっさと潰すか!」
「「「おぉ!!」」」
そして今日私達の友情はより一層深まった。