屋上パノラマ





「え?……お楽しみ♪」


1人がキャハっと笑うと、私の身体が震えた。






「早くしろよ〜」



私を抑えながら、チッ…と舌打ちする。



「うん……ってか重てぇ〜…。」



私の心臓がバクバク音をたて、動きを増す。



「持ってきたよ~♪」



陽気に言うギャルの両手にはバケツが握られていた。



その中には大量の水が入っている。




私の顔が最高級に引きつる。



「んじゃ、やろうか?」











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