私の好きな人-ハツコイ-
「んー俺は聞いてただけ。」
(そうなんだ…。)
「いや、でも今日話しできてよかった。」
その言葉に顔が赤くなる。
目を合わせる事も、
顔を見る事もできない。
スカートの裾を握る。
(どういう意味だろ。)
きっと深い意味はないはず。
「仲良くなれてよかったよ。」
ふと顔を上げると
目の前に宮田君がいる。
私の大好きな笑顔を、
私にだけしてくれてる。
その笑顔に胸が熱くなった。
「私も今日宮田君と
仲良くなれてよかったよ。」
私も答えた。
今まで見てるだけだった。
でも今日、まともに
話しをする事ができた。
たった少しの時間だけど。
でもその時間が愛おしく感じた。
大切だと思った。
宮田君の事、
もっともっと好きになった。
そんな気持ちで、
私は返事をした。
“仲良くなれてよかったよ”
その言葉には一言も嘘もない。
全部本当の言葉。
「おい、祐輔
部活始まるぞ!!」
靴箱の所でサッカー部
の子が宮田君を呼びに来た。
ちょっと怒ってるっぽい。
同じチームの子に気づい
たのかヤバいと言う顔を
して
「悪い!!今行くから!!」
と謝る宮田君。
(そうなんだ…。)
「いや、でも今日話しできてよかった。」
その言葉に顔が赤くなる。
目を合わせる事も、
顔を見る事もできない。
スカートの裾を握る。
(どういう意味だろ。)
きっと深い意味はないはず。
「仲良くなれてよかったよ。」
ふと顔を上げると
目の前に宮田君がいる。
私の大好きな笑顔を、
私にだけしてくれてる。
その笑顔に胸が熱くなった。
「私も今日宮田君と
仲良くなれてよかったよ。」
私も答えた。
今まで見てるだけだった。
でも今日、まともに
話しをする事ができた。
たった少しの時間だけど。
でもその時間が愛おしく感じた。
大切だと思った。
宮田君の事、
もっともっと好きになった。
そんな気持ちで、
私は返事をした。
“仲良くなれてよかったよ”
その言葉には一言も嘘もない。
全部本当の言葉。
「おい、祐輔
部活始まるぞ!!」
靴箱の所でサッカー部
の子が宮田君を呼びに来た。
ちょっと怒ってるっぽい。
同じチームの子に気づい
たのかヤバいと言う顔を
して
「悪い!!今行くから!!」
と謝る宮田君。