私の好きな人-ハツコイ-
宮田君と私
「優…ねぇ、優ってば!!」
ビクッ!!
「なっ…何?夏美。」
数学の授業中、後ろの席にいる夏美に名前を呼ばれて振り返った。
季節は夏。
そして、夏休みなのに補習に参加している私達。
私達二人。
本当だったら今頃は家でゴロゴロ過ごしてた…はず。
しょうがないけど私達二人は期末試験で赤点取ったし…。
だからって高校二年生の夏休み最初を補習に使うなんて。
(ついてない…)
心の中で溜め息をつく。
「あんた、何回呼んでも気づかないわねー。」
夏美が、呆れたように言葉を返す。
「ちょっと考え事してたの!!」
少し怒り気味の声で返事をする。
数学の先生は、私達が話ししてても構わないらしい。
と言うか黒板に無言でさっき配ったプリントの答えを書いてるだけ。
(てか絶対、会話聞こえてるよね。)
そんな事をよそに思いながら夏美を見る。
ビクッ!!
「なっ…何?夏美。」
数学の授業中、後ろの席にいる夏美に名前を呼ばれて振り返った。
季節は夏。
そして、夏休みなのに補習に参加している私達。
私達二人。
本当だったら今頃は家でゴロゴロ過ごしてた…はず。
しょうがないけど私達二人は期末試験で赤点取ったし…。
だからって高校二年生の夏休み最初を補習に使うなんて。
(ついてない…)
心の中で溜め息をつく。
「あんた、何回呼んでも気づかないわねー。」
夏美が、呆れたように言葉を返す。
「ちょっと考え事してたの!!」
少し怒り気味の声で返事をする。
数学の先生は、私達が話ししてても構わないらしい。
と言うか黒板に無言でさっき配ったプリントの答えを書いてるだけ。
(てか絶対、会話聞こえてるよね。)
そんな事をよそに思いながら夏美を見る。