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少年はどこまでも神らしかった。 生死を決め、支配し、どんな残酷でも娯楽と見なし、鼻で笑う。 少年は探求者だった。 飽きない享楽を求めた故に。 少年は発掘者だった。 最大の楽しみを引き出すことができる故に。 無邪気な悪意を持って、楽しいからと少年は今宵も笑っていた。