俺は君のことを溺愛中
そして放課後。


俺は体育館裏で愛菜を待っている。



自分から体育館裏に誘うのはなんか照れくさくて、悠貴に呼び出してもらった。



「………ハァ…ハァ……」



「大丈夫か?」



愛菜は走ってきたみたいだ。




「ごめんちょっと先生に呼び出されてて」



そう言って顔上げて俺の顔見た瞬間



「あれ?大輝じゃん!!あっ!!笹原くん知らない?」


笹原は悠貴の名字。



なんでこいつが悠貴を探してるんだ?



「なんで悠貴探してんの?」


「なんかさっき放課後体育館裏に来てって言われたから…」



そういうことか…


どうやってきりだそうかな…



「あんさ、悠貴のことなんだけど俺が悠貴に頼んだんだ。」



「へぇ?………どういうこと?」



まだ状況がわかってないようだ。



「だから……俺が愛菜に話しがあるから体育館裏に来てって悠貴に言ってもらったんだ!!」




「話!?あたしなんかしたっけ?」



ほんと天然だから困るわ…



「話ってのはな…」



俺が真剣な顔して話しだすと愛菜もこっちを真剣な顔で見た。




俺は勇気を出して言った。


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