true melo♪y
そんな訳で、私は雪さんの家に
なんと、一泊してしまったのです。
雪さんにダメな女なんだなぁ〜
って思われちゃったかな
と今はそれを思い出したお陰で、頭の中が心配でいっぱいだった。
そして、そのあとは雪さんと少し話しをして
最寄りの駅まで送ってもらって、なんとなく名残惜しいんだけど
雪さんと別れて、電車に揺られて
私は一人で暮らす家に、帰ったのだった。
「ただいま〜」
静かな部屋からは、何も返事は返ってこない
独り暮らしなんだから、当たり前なんだけど…
―やっぱり、独り暮らしって寂しいね…
私は雪さんの家が楽しくて、そう実感したんだと思う。