true melo♪y
それに、この話しは雪に絶対に
バレちゃいけないので
とても、驚いただろう
二人とも顔を見合わせたあと、
雪は気づいてないだろうと信じて
「「なんでもないよ〜」」
って二人とも、声を合わせて言って誤魔化した。
「気持ちわりぃぞ、二人とも
なんでもいいけどさ」
そう言って雪は、何もなかったように椅子に腰を下ろした。
そして、スタンドからベースを取って
雪がいつもライブや練習の前にしている、指運を始めた。