true melo♪y



なので、雅と楓は雪には聞こえない小さい声で話した。




「なぁ、気づかれてないよな」




「多分ね、あの様子なら
それに、雪は人一倍鈍感だからね」




楓に肩を叩かれて言われた、雅はそう答えた。




「それじゃあ、この話しはなしにしようぜ」




「確かにそうだね、俺たちは
ただ見守ろうか」




楓の提案に、雅は賛成した。




そして、二人はなにも知らないで




真剣にベースを弾いている雪を、見守る目で見た。





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