true melo♪y
「そっか〜やっぱり、沙希はすごいね
じゃあ、さっそく雪さんにそうメールしてみよ」
私は隣に置いてあるバックから、
さっそく携帯を取り出すために
バックを開いて、携帯を探し始めた。
「うん。そうしな
絶対雪さん、行ってくれるよ」
沙希はテーブルに、肘を乗せ顔をその手に置いて
幼い妹を見守るような顔で、
私を見ながらそう言った。
「うん、色々とありがとね!沙希っ」
私はそう沙希に返事をして、
雪さんを誘うためのメールを、真剣に打ち始めた。
「別にいいよ、結菜が幸せになってくんないと
私も恋できないからね」
そう皮肉るんだけど、沙希は笑顔だった。