true melo♪y




「いいの?」





「うん。収録まで暇だし


飲み物でも飲みながら、しょうがない今日は聞いてあげよう」





そう言うと、沙希はアレと私の近くにあるジュースを指さし




聞いてあげるんだからと、お礼として私にそれを注がせた。




でも、私は全然嫌な気持ちにならずに




―聞いてもらえるんだから、
別にいいんだけどね





と私はパシリなのに、逆に笑顔でジュースを注いでいた。




やっぱり私って、Mなのかな?





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