true melo♪y




そして、瑠美は俺への告白の言葉をつづけた。





「初めて会った時から、一目惚れでね


話しをしたりしていくうちに、


どんどん雪のことを好きになっていくのが、自分でも分かったんだよね。」




俺はまだ驚いていたから、頷くことしかできなかった。
そして、瑠美は続けた。





「でもさ、雪


最近結菜って子と仲いいじゃない


それで、雪が結菜って子を好きになっちゃうじゃないかって思うと


それが、私…嫌で嫌で


思い切って、今日告白しちゃった。」





とそう言い終わった瑠美は、笑顔だったんだけど…





俺は強がって泣きそうな顔を、我慢しているのが一瞬見えた。






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