true melo♪y


そして、少し間があったあと


ケンさんは、さっきより全然でかい声で言う。




「気合いいれっぞい」




―刹那



俺らもケンさんに負けないくらい、さっきよりもでかい声で返した。




「ヴォイ」




その声とともに、重ね合わせた手を下にやる。




そして、その重ね合わせた手をみんな崩し




個人個人、声を出して気合いをいれた。




そして、インストが流れている会場




俺たちは、暗いステージに向かって歩きだした。




< 72 / 392 >

この作品をシェア

pagetop