デレデレ彼氏
3
Six
昨日は、結局帰って来ないまま夜が明けた
私は相変わらず狭いベッドで寝返りも打てずに
アラームの音で起きて
成織を起こしていた
何度呼び掛けても全く起きる気配のない成織の横に座りメールを見てた
「…れな?…」
成織は私の腕を引っ張り
私に覆いかぶさる
「ちょっ…」
私は必死に抵抗するも
ガッシリと抱きしめられてて、全然動かない
てか…れなって誰?