思い出はあなたの中に
第7章
キサラギアイ
一気に血の気が引いた。
この名前を聞くまで俺はこいつの存在を忘れていたというのに。
3年2組のページを開く。
そうだ。
この瞳は…
なぜ今まで気がつかなかったんだ…
キサラギアイ。
写真に写るその顔は、オレのよく知るヒトミのそれと同じものだった。
一気に血の気が引いた。
この名前を聞くまで俺はこいつの存在を忘れていたというのに。
3年2組のページを開く。
そうだ。
この瞳は…
なぜ今まで気がつかなかったんだ…
キサラギアイ。
写真に写るその顔は、オレのよく知るヒトミのそれと同じものだった。