思い出はあなたの中に
第2章
その後ヒトミとオレはいい友人関係を築いていた。

なぜ付き合わないのかと疑問に思うかもしれないが、恥ずかしながらオレは自分の気持ちをヒトミに言えずにいた。

ヒトミが好きだ。

できることなら恋人という関係になりたい。

しかし、ヒトミを前にすると、オレは自分の気持ちを上手く伝えることができなかった。


そんなオレたちに転機が訪れたのは、俺とヒトミが出会ってから1ヶ月ほど立った頃だった。


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