《短編》想い人〜叶わぬ想い〜
叶わぬ想い
「奈々、香織遅いよ。」
店の奥から大声で呼ぶ友達の声に苦笑いを浮かべながら近づいた。
「声デカすぎ。周りのお客さんに迷惑でしょ。」
そう言ったってもう聞いてない。
かれこれ八時間位飲み続けてる酔っぱらいだから言ったって無意味なのはわかってたんだけど。
今日は同期の結婚式。
同じ同期の香織と一緒に受付係や、二次会の幹事をやっていて朝から大忙しだった。
やっと解放されて三次会ではゆっくりするつもり……
だったんだけど、席に行ってガックリ。
まだドリンクを頼むどころか、席にさえ座ってない。
ハァ…誰にも気がつかれないように小さな溜め息。
ダラダラしてんのが一番嫌いなんだよね。面倒くさい。
結局ここでも仕切っちゃう。
「はーい、ドリンク頼みますよー。何がいいですか?。」
それぞれ座ってメニューを見ながら注文してくる。
よしよし。これでやっとゆっくり飲める。
.
店の奥から大声で呼ぶ友達の声に苦笑いを浮かべながら近づいた。
「声デカすぎ。周りのお客さんに迷惑でしょ。」
そう言ったってもう聞いてない。
かれこれ八時間位飲み続けてる酔っぱらいだから言ったって無意味なのはわかってたんだけど。
今日は同期の結婚式。
同じ同期の香織と一緒に受付係や、二次会の幹事をやっていて朝から大忙しだった。
やっと解放されて三次会ではゆっくりするつもり……
だったんだけど、席に行ってガックリ。
まだドリンクを頼むどころか、席にさえ座ってない。
ハァ…誰にも気がつかれないように小さな溜め息。
ダラダラしてんのが一番嫌いなんだよね。面倒くさい。
結局ここでも仕切っちゃう。
「はーい、ドリンク頼みますよー。何がいいですか?。」
それぞれ座ってメニューを見ながら注文してくる。
よしよし。これでやっとゆっくり飲める。
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