笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「馬鹿っ!!!!!」

「ひっ。」


突然汰一に怒鳴られた。


「無茶しただろ!」

「む、無茶なんかしてない…もん…。」

「すげぇ腫れてる…。」

「嘘だぁ…!!」


お風呂で温めすぎたからかなぁ!?
それとも急ぎすぎて悪化した!?


「嘘。」

「へぇっ!?」

「温まったからむくんでるんだろ。」

「あ…なんだ、よかったぁ…。」


って!!!


「汰一ってS…。」

「ん? 知らなかったか??」


と、控えめにニヤリと笑う汰一。


「知らなかったけど…確かに気配はあったよね…。」


ヤバイ…泣くっ…!!


「…虹姫??」


彰が大きな目を見開きながらあたしを見た。
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