笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「おい、お前足大丈夫なのか?」


と汰一に聞かれる。

あ、そういえば。


「治った…かも☆」

「かもかよ。」


汰一、心配してくれてたのかな。
あたしですら忘れてたことを…。

って、あたしバカ丸出し…。


「ありがとね、汰一。」

「別に。」


素直じゃない奴…。


「よし、閉会式だっ。」

「うんー。」


こうして、波乱に満ちた体育祭は終わりを告げた。


ものの…


「虹姫ーっ♪」

「わっ、ナカっ。」


すぐに抱き付いてくるナカ。


「早く夕飯作れよ。」

「汰一打ち上げ行かないのか??」

「面倒臭ぇ。」
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