笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
リビングに行くと、荷物やらでソファを1人で占領していたナカ。


「はぁ…。」


溜め息吐くと幸せ逃げるぞーとは言えず。


「ナカ。」


声をかけることしかできない。


「…僕は汰一には敵わないのかな。」

「さ、さぁ…。」


ド正直、無理だと思う。 年からして汰一の方が何枚も上手だし…。

とか言ったら怒んだろうな…。


「…虹姫はどうしたの??」

「あ、あぁ、熱出たっぽい。」

「えっ…大丈夫なの??」


コロッと態度が一変したナカ。

本当に虹姫のこと好きなんだなぁ…。
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