笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
そう言って、慌ただしく楽屋を出ていく3人。

あたしはそれを見送ると同時に、急いで着替え始める。


毎回こう。 ナカが汰一と彰を連れ出してくれる。

一応下着も対策してるんだけどさ。 男物のシャツ着たり、パンツの上に柄パンみたいなの履いたり…。


まぁ、見られたくないのは変わらないしね。


「!!」


ヤバっ、急ぎすぎて下着対策忘れた!?
思いっきりサラシだし女物のパンツだし!!

急がなきゃ!!!


-ガチャッ


「へ…。」


ズホンを下ろして、衣装のズボンを履こうとしたとき、ナイスタイミングで、楽屋のドアが開いた…。
< 222 / 633 >

この作品をシェア

pagetop