笑顔のしるし~SMILE☆STAR~

すべてを語れ!!



こうしてなんとか収録を終え、そのまま5人で汰一の車に乗り込むと、カラオケに移動した。


「…で、なんでカラオケなの??」


とマミ。

彰は、極力マミから離れて座り。あたしはナカと汰一に挟まれるようにして座っている。


「こっちの方が周りに聞かれなくて済むだろ。」


と汰一が答える。

確かに…と納得したのもつかの間、皆の目が一斉にあたしに向く。


うっ…。 話さなきゃ…ダメだよね…??


「何から話せばいい??」


あたしは素直にそう尋ねた。


「まず、アンタは女なの?? 変態っていう部類に入る男なの??」
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