笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「お前は俺らSTARの一員…仲間だろっ!!」


と言ってニカッと笑う。


「彰…。」


その言葉に、涙腺が緩む。


「っ…ありがとっ…。」

「泣かないでよっ、虹姫っ。 ねっ!?」

「そうよっ。 なんで泣くのよっ。」

「おい~っ。 俺女の涙とか特に苦手だからっ!!」


皆にそう言われるも、あたしの涙はしばらく止まらなかった。


そんなあたしたちを、汰一は静かに微笑みながら見守っていた。



-~♪


和やかな空気の中、ナカのケータイが鳴った。

相手は、社長…お母さんだった。


「もしもし。」


きっとスキャンダルのことだろうな…。
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