笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
でも…


「なんで鍵…。」

「お前が泣くからだろ。」


あたしの方を振り返って、あたしを抱き締める。


「抱こうなんて思ってねぇよ。」

「ゔっ。」

「それとも夜這いしに来たのか??」

「ま、まさかっ。」

「…ノーブラで言われても説得力ねぇな。」


と言いながらあたしの背中を撫でる。


「ひっ…。」


変態っ…!!!


「嘘。 一応大人なんで。」

「ぶっ。」


高3だもんねぇ。

そう思った瞬間、体が浮いた。


「へっ!?」

「お前、明日仕事何時からだ?」

「く、9時…。」

「じゃあ大丈夫だな。」


な、なんでしょーか…。 てゆーか早く降ろしてーっ。
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