笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「結果的に騙してたことになるから…。」

「…謝るならナカに謝れよ。」


急に雰囲気が変わった。


「昨日だって汰一と寝てたろ?? ナカへの当て付けか??」

「そんなんじゃっ…。」

「じゃあなんなんだよっ!!」


と言いながらあたしの肩を掴み揺さぶる。


「っ…。」

「…悪ぃ。」


彰はあたしを離すと、朝ご飯を持ってリビングに向かった。

…びっくりした…。


あたしは朝ご飯を持って、彰に続いてリビングに向かった。


「…別にお前を責めたい訳じゃない。 汰一を責めたい訳でもない。」

「…うん。」

「だけどな、俺はナカが好きだ。」
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