笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
編集長、庇ってくれたんだ…。


「このまま襲ってやろうか??」


と言ってあたしの服に手を滑り込ませる。

お腹に大輔さんの手が触れて、体がビクッと跳ねる。


「やっ…!!」

「襲われでもしたらもう出て来れねぇだろ??」

「嫌っ…。」


汰一っ…!!
…って、あれ…なんで汰一…??

あたし…―??


「大輔。」


不意に大輔さんを呼ぶ声がして、声の主を振り返る。


「「汰一っ!!」」


噂をすればなんとやら…みたい。


「お前そんな趣味があったのか?」


と、あたしの服の中に入る大輔さんの手を睨み付けながら、汰一は冷たく言った。
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