笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「えっ、汰一?!」


あたしは急いで廊下に出る。 と、明らかにドーナツ状に人だかりができていた。

あの中心にいるのが汰一か…。 近寄れないんだな、皆…。 でもまぁ、分かりやすくて助かるけど…。


「汰一っ!!!」


あたしがそう叫ぶと、皆の目が一斉にあたしを見る。

ゔっ…。
汰一様って呼ぶべきだった…??


と考えていると、目の前に道が開けた…。


「虹姫、行くぞ。」


そう平然と言う汰一は…やっぱり慣れてるのかな…。


「あ、うんっ。」


この後の仕事はSTAR4人揃っての仕事だ。


「寮にいるから早く来いよ。」

「うんっ。」
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