笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
お昼に学校を出たにも関わらず、寮に戻ってきたのは8時だった。

打ち合わせの後、4人揃っての番組収録が1本。


お風呂やらを早々に済ませると、皆早めに布団に潜り込んだ。

ジムとかはお休み。 きっと明日はガンガン踊らされるからね。


「汰一…。」

「ん?」


隣に横になる汰一に声をかける。


「…あたし、大丈夫だと思う??」

「は…?」


あたしの髪を手でとかしながらそう返事をする。

少しくすぐったい…。


「ナカのことさ。」


気まずいままだから、正直、仕事にも支障が出てきた。 どうしてもぎこちなくなる…。
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