笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
-翌朝…


「…??」


朝からあたしは異変を感じていた。

目の前にいる人、めっちゃフランフランなんだけど!!


ご飯を食べる手を止めて、目の前にいる人物、汰一に声をかける。


「ちょっと、大丈夫?? 汰一…。」

「は?」


うわ、ダミ声…。 喉やられてんじゃん。


「熱あるんじゃないの??」

「ねぇよ、んなもん…。」


いやいや、明らかに熱あるって!!

「今日のレッスン、顔合わせだけにしてもらえないかなぁ…。」

「バカか、お前。 俺らはプロだ。」


そうだった…。


「でも練習だしっ、今無茶しなくても…。 他に無茶しなきゃならないときがあるはず…。」
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