笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
それから、カバンに荷物を積めながら電話をかけた。


『もしもしー。』

「もしもし大輔さん!?」

『コウくんから電話とか珍しー。 いや、コウちゃん??』

「大輔さん今どこ!?」

『今ねー、家だよー。 ちなみに今日はOFFー♪』

「丁度よかった!! ねぇ、学校まで迎えに来て?? 大輔さん車持ってたよね??」

『んー…よく分かんないけど分かった!! 正門で待ってて。』

「うんー。」


あたしは電話を切ると、カバンを持って部屋を出た。

どうせ明日から3、4日は仕事が詰まってて学校には行けないし、そう考えると予想外に持ち物は少ない。
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