笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「だって…。」


あたしは半泣きになりながら、事の事情を説明した。


「なるほど…。」

「あたし悪くないっ。」


ふんっと言いながらそっぽを向く。


「そうだな…。」

「だからさ、大輔さん家に泊めてよっ。」

「…はぁ!? 無理っ、俺が汰一に殺されるっ!!」

「…泊まらせてよ。」


静かに圧力をかけると、大輔さんは渋々頷いた。

…寝床は確保した。


「うんっ、今日から3、4日お世話になるからっ♪」

「はぁ…。 もうなんでもいいよ…。」

「ぃやったぁ♪」


ご飯どうしよう。 大輔さん家で勝手に適当に作ればいっか。

ふんっ、汰一なんか、知らないもんねぇーっ!!
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