笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「大輔って独り暮らしだと信じて疑わなかったけど…マミと二人暮らし??」

「うん、2年で一緒に上京したの。」

「へー…。」


なんかカッコいいなぁ。


「よし、今日はマミと一緒に寝よっ♪」

「うんっ。」


ってゆーかマミの部屋の存在に気付かなかったわ…。


「あ。」

「どうかしたか?? 虹姫。」


ずっと黙っていた大輔が口をやっと開く。


「そう言えばさ、マミって汰一に抱かれたことあったよね?!」

「ぶっ…。」

「はぁ!? 聞いてねぇぞ!?」

「なんでそんなことお兄ちゃんに言わなきゃいけないのよっ。」


うわーっ、あたしまた思い出しちゃったよ…。 本当に心狭いのかなぁ…。

そんなあたしを他所に、大輔とマミが口論を始めていた。
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