笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「~♪~♪」


呑気に鼻唄なんて歌いながらキーボードを叩く彰。


「ねぇ、汰一…。」


俺の服の袖を摘まむリサ。


「あ?」

「大丈夫…だよね、虹姫ちゃん…。」

「…大丈夫じゃねぇわけねぇだろ。」


大丈夫だ、きっと…。 いや、必ず…。


「ビンゴっ!!」


不意にそう叫んだ彰。 皆が彰の周りに集まる。


「何か分かったか!?」

「まぁ待ってよ、おじさん♪」

「お、俺はまだ28だっ!!」


やっぱりな…。


「それは置いといて、俺、おかしいと思ったんだよね~。」

「?? 何がだ。」

「全く足取りが掴めないなんてさっ。」


と言いながらキーボードを叩き続ける。
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