笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
絆を深めろ!!
目を覚ますと、白だらけの無機質な空間。
右手に感じた温もりに、頭がハッキリした。
「汰一…。」
「おはよ。」
「ん~…。」
どうやら病院みたい。
「大丈夫か?」
「うん。」
そういえば、あたし倒れたんだっけ…。
「ずっと極度の緊張状態だったから…疲れが出たんだろうってさ。」
「そっか…。」
緊張とかしてたつもりないんだけどなぁ…。
「ゆっくり休んどけ。」
そう言って頭を撫でる汰一。
「うん…そうする。」
目を閉じた瞬間、また眠りに堕ちた。