笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
それから次々と皆がお見舞いに来た。 あたしの傍らで眠る汰一に皆驚いてたりニヤけてたり。

あたしはと言えば、苦笑い。


「本っっっ当にゴメン!!!」


涙目になりながら、土下座する勢いで謝ってきたのはナカ。


「あ、謝らないでよ、ナカ…。」

「僕…虹姫にはフラれちゃったけど、本当に虹姫が好きだったの。」

「うん…ありがとう。」

「で、きっとヤキモチ妬いてたんだと思う。」

「そ、そっか…。」


こんなことをサラッと言えるナカはすごいと思う。 逆にこっちが恥ずかしい…。


「僕、しばらく虹姫のこと諦められないかもしれないけどさ、これからは応援するっ♪」
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