笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
そういう問題!?


「あっ、持つタイプじゃない花火がまだ残ってた!!」

「やるかっ♪」


なんてはしゃぎながら走って行ってしまった2人。

あー…汰一と2人にしないでよぅ…。


「…線香花火やる。」

「ん。」


ライターを差し出す汰一。

貸してくれるのかー、気が利くなぁ。


「ここでやれば?」

「あ、そっち??」

「は?」


…汰一に何を望んだあたし。 全部無駄だよあたしっ!!!

仕方なく、汰一の足の中にて。 汰一に抱き締められながら線香花火をやった。


でもすぐ終わった。


「ねぇ、なんであれだけ花火があって線香花火が5本しかないの??」
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