笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「でもこのスーツ着れるよ?!」

「お前裾踏んでる。 腕に服溜まりすぎ。 無理。」

「汰一までっ…!!」


提案したの汰一じゃんっ!!


「僕の服貸してあげてもいいけどぉ~。」

「本当!?」

「後で虹姫、喰ってい??」

「「「……。」」」


妙な色気が。


「えっ、ちょっ…ナカっ!?」

「ちょうど最近欲求不満でさー。 しばらくご無沙汰だし…。」


誰これっ!! な、なんか怖い…。

汰一と彰は……って、あれ?? 興味なさそう…??


「ちょっ、汰一!!」

「ん?」

「あれどうにかしてよっ。」


とナカを指差す。


「…あぁ。」


思い付いたように呟くと、あたしをひょいっと担いだ。
< 447 / 633 >

この作品をシェア

pagetop