笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
そう声をかけるも、ナカのテンションは上がらぬまま、寮に着いてしまった。


お風呂に入った後、汰一のベッドに倒れ込む。

もはや習慣となってしまった…。


しばらくして、お風呂上がりの汰一がやって来た。


「虹姫…?」

「なぁにー。」

「まだ起きてたのか?」


と言いながらあたしの頭をポンッと撫でる。


「うん。 汰一疲れてないの??」


汰一は今までと同じ量の仕事をこなしているのに、疲れた素振りすら見せない。


「疲れてるに決まってんだろ。 新曲発売までOFFなしだ。」

「だよね…。」
< 499 / 633 >

この作品をシェア

pagetop