笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「解散は免れたけど…どうなるのかな。」


思わず、不安が口をついて出る。


「さぁなー。」


なんて会話をしていると、突然ノックもなく楽屋のドアが開いた。

まずいっ…あたし完全に女口調だったよね!?


とドキドキしながら入ってきた人物を見る。


「やぁっほー皆さん元気ーっ??」


って…


「なんだよ社長かよ…。」

「びっくりさせないでよー。」

「ゴメンゴメンっ。 で、私は判決を言い渡しに来たのよっ。」


その言葉で、皆の表情が一変する。


「ちょっ、朱音ちゃん早い!! あたしを置いて行かないでよっ。」

「だってアンタ走れないじゃんー。」
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