笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「へぇえ…。」


なんか嬉しいなぁ…。


「ふふっ、ふへへっ☆」

「笑ってんな。」


と言う汰一だけど、説得力は全くない。


「バカ野郎。」


と言って、あたしの首に腕を回す。


「苦しっ…!! ギブギブっ!!」


とあたしは汰一の腕をタップする。


「ったく…。」


と呟いて腕の力を緩めると、汰一はさらに呟いた。


「解散なんて…したくねぇに決まってんだろ。」

「……うんっ。」


だよね??
皆同じ…だよねっ!!


「じゃあ私たちはおいとまするわー。」

「じゃあねー虹姫っ♪」


そう言い残して、2人は嵐のように去っていった。
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